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コラム

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2018-11-22  [0086] デフレマインド

先日NHKの朝のニュースで、デフレマインドに関して報じていました。

一般的に景気が良くなると「企業業績の上昇」⇒「賃金上昇」⇒「物価上昇」という好回転が生まれるはずなのに、企業業績が上昇しても賃金が上がらないため、物価が上がらない。

例えば、同ニュースで取材していた居酒屋の例を挙げれば、「徹底的に無駄を省いてコストカットし、少しでも安く提供したい」という想いから、“せんべろ(1,000円程度で酔える)”のみならず、“半べろ(500円程度で酔える)”といった安いセットメニューも出てきたようです。
確かに、先日仕事で大手町のとある高層ビルへ行ったところ、地下街の居酒屋で半べろキャンペーンを実施していたのを見て、非常にビックリしたことを思い出しました。

このように、様々な企業努力がなされているものの、消費者に染みついてしまった強烈な「デフレマインド」によって、消費者の財布の紐が緩まないとインタビューを受けた居酒屋チェーンの幹部の方が苦悩をお話していました。

確かにマクロ経済的に言えば、上記の負のスパイラル状況を否定しませんが、どこかおかしいと感じないでしょうか?

高級感を出して高価格と高利益でビジネスを展開している企業も一方では多数ありますが、この差を単純に「経済格差」と決めつけてしまって良いのでしょうか。

マーケティング的に言えば、これは由々しき大きな問題です。

顧客は「価値観」で行動が変わりますが、日本では特にこの10年間で「価値観」が大きく変わったと考えています。

・価値が無いと考えれば購入しない。
・価値が低いと考えれば、安い価格で購入する。
・価値が高いと考えれば、その価値に見合った高価格でも購入する。

この価値観が非常に厳しくなった、つまり、顧客自身が購買においてメリハリをつけているのです。
これは、消費者向けのみならず、産業向けについても同様です。
もちろん世代が変わったことも大きな要因の一つです。

例えば、一昔前を思い出してみましょう。
現在よりも生活費が高かったと思いませんか?
例えば、エアコンや照明の電気代。
低消費電力技術やLED技術等の発展から、10年前よりも圧倒的に電気代が安くなっていると近年の商品を利用していて思いませんか?
同様に、他の商品でも新興国製が日本市場に入ってきた結果、ありとあらゆるモノが安くなっています。

これまでのコラムで何度も述べましたが、価格競争、コストカット、安売りは、目先の効果はあるかもしれませんが、長い目で見れば必ず蟻地獄に陥ります。

一旦価格を下げれば、後でなかなか価格を上げることができませんし、過剰なコストダウンは、その商品/サービスの質が必ず落ちます。
また過剰な価格競争も企業の体力が落ちるだけです。

では、どうすれば良いのでしょうか?

「自社の強みを基にターゲットを絞り、他社と異なる独自性とメリハリをつけて、顧客に価値のある商品/サービスを追求し、提供する。」

つまり、「購買者の価値観」を見極めることです。

これら一連の作業を苦悩しながら構築することで、企業活動や企業価値は大きく変わります。

今、悩みながら、或いは時間に追われて焦りながら実施しているその作業の「方向性」は、本当に正しいのでしょうか。

皆さまも今一度、根本的な企業活動の在り方について考え直してみてはいかがでしょうか。
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