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コラム

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2018-11-08  [0084] 商品・サービス企画の課題

先日のCEATEC JAPAN 2018で受講したセミナーで、非常に気になる点がありましたので、今回はその点について意見を述べたいと思います。

とある大手業界団体が所属企業等へ「IoTデバイスの開発時における課題」のアンケートを行った結果、@大規模化、A短納期化、B複数機種並行開発、C複雑化という回答が、この数年間でそれぞれ約半数の企業から得たとのデータが講演の中で紹介されました。
私もメーカ出身ですので、ここまではそうだろうなぁ、と想像できました。

これらの課題を更に掘り下げると、主にIoT企画、IoT要求分析、IoT設計、セキュリティ、データ分析、人材育成が30%以上の企業が挙げ、特にセキュリティ、IoT企画、IoT要求分析は50%以上の企業が抱えているとのことでした。

そもそも、このセミナーは技術関係者の委員会が主催のため、技術的課題がクローズアップされることは当然なのですが、違和感を覚えたのは「IoT企画」と「IoT要求分析」という項目でした。

つまり、開発者の半数以上は、「商品・サービス企画」にも課題を抱えていると認識していることになりますが、なぜでしょうか?
それは、「現代マーケティング」の基本が未だにできていないからです。

例えば、
「他社がやっているから、自社も必要」
「あの機能を載せよう、この機能も載せよう」
「ここにも売ろう、あそこにも売ろう」

こうしてAll-in-One的発想で、何でもかんでも製品に取り込もうとすれば、当たり前のことですが、開発が大規模化して複雑化します。
大規模化すれは当然開発期間が長くなりますし、複雑化すれば欠陥部分が見えにくくなります。
そのような環境下で万が一欠陥が発生すれば、原因追求や修復・改善に更なる多大な時間を費やさなければなりません。

加えて、技術進化を含めた世の中のスピードが圧倒的に速くなっていますので、当然要求される開発期間が短くなっていますし、開発アイテムが増えれば自ずと並行開発が生まれます。
結局、マーケティング部門が「自ら負のスパイラル」を作り上げてしまっているのではないでしょうか?

一体、どれだけの人が、その機能を使っていますか?
顧客に余計なコスト負担を強いていませんか?
顧客は、本当はどんな問題解決を望んでいるのですか?


これまで何度もコラムで述べましたが、商品・サービス企画において「独自性」と「メリハリ」が欠けているのです。
敢えて繰り返しますが、メリハリとは、「取り除く」、「減らす」、「付け加える」、「増やす」ことです(コラム[0022]、[0050]、[0054]参照。)。

また、シェア40%以上を占有するNo1の強者のみが、No2以下の弱者の独自性を打ち消すためのミート戦略として使うものですですので(コラム[0030]、[0012]、[0021]参照)、No2以下の弱者は独自性を出し続けなければならないのです。

機能を減らすことに恐怖を感じるかもしれませんが、「その機能を取り除いて一体どれだけの人が困るのか?」を、もう一度考え直してみましょう。
そして顧客ともっと会話して、「顧客の本当の悩み」を発見しましょう。

「Simple is Best!」精神で、皆さんもチャレンジしてみてはいかがでしょうか?
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