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2018-09-03  [0076] 準定番ポテトチップの課題 (その2)

前回はWEB共創プラットフォームの紹介と、カルビーの準定番ポテトチップのオープン開発会議での「準定番」定義の課題を3つ挙げ、1つ目について意見を述べました。
今回は、2つ目と3つ目の課題とそれら解決案について、意見を述べたいと思います。

2つ目の課題である「ポジショニング」についてですが、チップのベースは同じで味だけを変えただけでは、準定番と位置付けるのは安易というか、時代遅れのように感じます。
20世紀であれば、定番に加えた追加ラインアップを準定番として位置づけるのは良かったと思いますが、21世紀マーケティング(コラム[0027]、[0028]、[0055])の1つである、多様性を考えると、このコンセプトを準定番と呼ぶには無理が生じているというのが理由です。

そこで、「形や製法が異なる商品を準定番とする」、つまりポジショニングを変えてしまうという方法です。
そうすれば、定番との競合(共喰い)も避けることができますし、営業方法次第では、コンビニでの取り扱いも大幅に復活するかもしれません。

例えば、堅あげポテトを準定番として位置づけてみるのはいかがでしょう。
理由は、3つ目の課題解決のところで触れます。

では、3つ目の課題である、「ラインアップ」へ進みます。
前述のポジショニングと重なる部分がありますが、今回の新しい準定番の開発検討に対する直接的な答えとなる意見です。
「大人のポテトチップと称した、高級チップ」を準定番に、つまりターゲット層を変えてしまうという方法です。
ケトルチップやオリーブオイルで挙げた厚切りチップ等も指しますが、米国生活時代に物珍しさもあり、結構はまりました。

ポテトチップは今でも大好きなのですが、油の影響で胃もたれしてしまう年になってしまいました。
特にギザギザの入った厚切りタイプは油分が多いように感じ、食べた後に胃が重くなることが続いたため、最近は軽めのポテトスナックに移ってしまいました。
そこで油分が少ない、或いは高級油を利用したポテトチップというのはいかがかな?と思います。
そもそも準定番の位置づけや期待値の定義が曖昧のため、この案がフィットするかは少々疑問ですが。

かつてご当地チップと称して海外出張先で頻繁に食べてわかりましたが、ポテトチップは世界共通の代表的スナック菓子のようで、各国独特の様々な味があります。
他国のラインアップをもっと学び、日本で受けそうなユニークな商品を、もっと開発してみてはいかがでしょうか。
料理でも様々な国のレストランがありますので、スナック菓子でもこうした多様性があっても良いかと思います。

とは言え、様々な国と言っても最初のうちは沢山の国へ出張する必要はなく、車や家電製品のように、世界が積極的に参入している国や地域では、その場所で世界中の様々なモノを見ることができます。
例えば、私も住んでいた上海でも実にバラエティに富んだポテトチップがあり、楽しみの一つでした(車や家電製品も同様です)。
世界が注目するということは、購買者から見て選択肢が広がるといった恩恵もあるのですネ!

最後にメーカへのお願いとして、「もう少し量を増やしてほしい」があります。
60gではさすがに少なく、物足りなさを感じますので、せめて90g程度にしてほしいなぁと思う次第です。

私の仕事は「産業用機器製造業」向けのマーケティング・コンサルティングですが、一般消費者から見てなじみが薄いことや、内容がマニアックであることから、コラムでは紹介しづらいところがあります。

コラムでマニアックなことを書き過ぎても、読者から見て面白みに欠けると思いますので、時々消費者向け商品やサービスについても意見を述べて情報発信をしていきたいと思います。

そういえば、ちょうどこのコラムを書いていたとき、近所のコンビニで堅あげチップスのお徳用150g版が発売されていたため、衝動買いで食べてしまいました。


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<関連コラム>
(1) [0075] 準定番のポテトチップについて (その1)
 http://www.takumi-marketing.jp/column.cgi?id=77
(2) [0104] カップ焼きそばとポテトチップのその後
  http://www.takumi-marketing.jp/column.cgi?id=107
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