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コラム

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2018-05-07  [0062] ダイソー矢野会長から学ぶ

先月、DIAMOND onlineでダイソーの創業者である矢野会長の特集が4回(*1, *2, *3, *4)に渡って掲載されていましたが、最終回が終わりましたので、この連載を読んで感じたこと等を今回述べたいと思います。

100円ショップのダイソーと言えば、今や誰でも知っていると思いますが、矢野会長が記事中で述べている、「100円で楽しめる贅沢を提供」というビジネスモデルに、改めて共感しました。

連載では矢野会長の生い立ちからダイソーが誕生した瞬間等、様々なエピソードが紹介されていますが、何より感じたことは、「お客さまのことを最優先に考え、より良い商品を作る謙虚さ」でした。
他にも感慨深い点がいくつもありましたので、もしお時間がありましたら、是非お読みいただければと思います。
文中では「マーケティング」という言葉こそ使用されていませんが、矢野会長ご自身の行動はマーケティングそのものです。

私が「何よりも先にお客様のことを考える」という点を理解したのは、90年代後半に友人とインドへ旅をしたときに、露天商から言われ続けた言葉でした。
“You are happy. I am happy. We are happy!”という単純な言葉でしたが、買い手である私(You)がhappyと感じたら、売り手(I)もhappy。
となれば、買い手も売り手(We)もhappyになる、でした。

その直後に仕事で北米向け開拓を始め、“Our goal is your smile!”というフレーズに出会いました。
どこかのスーパーマーケット所有の配送トラックに書かれていたフレーズで気に入り、e-mailの署名欄に使い始めたところ、コミュニケーションのきっかけとなって好評でした。

そして、現在ではもう少し進化して、「他人の利益を図らずして自らの繁栄はない」という、YKK創業者の吉田忠雄氏の考え方へシフトし、私自身や自社のポリシーにしています。

背景には、「事業活動の中で発明や創意工夫をこらし、常に新しい価値を創造することによって、事業の発展を図り、それが、お客様、お取引様の繁栄につながり貢献できる。」と、同氏は述べていたとのことでした。
ここで言う他人とは、ステークホルダー(*5)を指すと解釈しています。

人間はエゴの塊ですから、どうしても自分中心に物事を考えがちです。
私自身も、そうならないよう、常に謙虚さを以って考え行動することを心掛けていますが、それでも辛い時やピンチの時には、保身のためにこうした状況に陥りがちです。

しかし、自分の利益を中心に考え始めると、いずれは必ず取返しのつかない大失敗へと繋がることでしょう。
同連載にも書かれていますが、“「ワシが、ワシが」って言う人くらい運の悪い人はいない”と矢野会長が言うように、ステークホルダーはこのエゴを敏感に感じ取って、離れていくもので、いとも簡単に「信頼」を失うのみならず、最終的には自身の居場所がなくなる、つまり市場から淘汰されるものと考えます。

近年特に政治の世界では、自国ファーストが強くなってきている傾向がありますが、国対国では、得てして自身(自国)の利益を最優先させるものです。
しかし、ビジネスの世界は常に双方が対等で、且つお互いHappyになることを目指して行動することが原点と捉えています。

経営者やマーケティングに携わる人々は特に、こうしたステークホルダー中心に物事を考えて行動するよう、心掛ける必要があると考えます。

皆さまも、ご自身や自社を取り巻く環境について、今一度振り返ってみると良いかもしれません。

*1: 第一回(18-4-2): http://diamond.jp/articles/-/168037
*2: 第二回(18-4-9): http://diamond.jp/articles/-/165863
*3: 第三回(18-4-16): http://diamond.jp/articles/-/167226
*4: 第四回(18-4-23): http://diamond.jp/articles/-/168037
*5: ステークホルダー:
 企業の経営活動に関わる利害関係者のこと。具体的には消費者(顧客)、従業員、株主、取引先、地域社会、行政機関など。(デジタル大辞泉を引用)
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