TAKUMI ロゴ 匠マーケティング
〒181-0013 東京都三鷹市下連雀4-16-7-304
サイト内検索:
Facebook
 
新しい価値の創造を、お客様と共に。

コラム

《 戻る

2018-03-05  [0054] 働き方改革とブルーオーシャン戦略

先日ブルーオーシャン戦略について述べましたが、近年話題の「働き方改革」でも応用ができますので、今回は、これら2つのキーワードで意見を述べたいと思います。

私が社会人になった90年代前半の時代でも、「業務効率アップ」の徹底が主流でしたので、当時は様々なテクニックやノウハウを習得しようと、必死になっていた記憶があります。

一方、マーケティング部門へ異動した90年代後半(20代後半)からの10年弱は、「海外向けの新規開拓」という職務だったことから、前例が無い分、常に自分で考えて行動せざるを得ない環境にありました。
作業における上司からの指示というのはほとんど無く、「自由と言う名の責任」でしたので、今から思えば様々な意味でラッキーな環境だったと思います。

しかし、一般的には若手に限らず皆、上司からの指示で動かなければなりません。

時代が変わった現在は、電子化や自動化の加速による業務効率アップや、ネットやSNSの発展によって情報収集力も高まりました。
そして、仕事の幅や量、特に管理系業務は当時に比べて膨大になりましたし、マネジメント側も含めて、これ以上の効率アップは厳しい状況にあると思います。

そのようなときには、ブルーオーシャン戦略のアクションマトリクス(以下、BOマトリクス)のフレームワーク利用が役に立ちます。
「取り除く、減らす、付け加える、増やす」の4点を同時に行い、メリハリをつけるのです。

具体的には、現在の事業や主要業務に対して正方形を縦横4等分化した図(田の字)を描き、右上を「増やす」、左上を「取り除く」、左下を「減らす」、右下を「付け加える」に分け、各点でのアイディアを抽出して取るべき行動を決めます。

BOマトリクスの良いところは、軌道修正において削減要素のみならず、加える要素もある点です。
時代変化への追随には、必ずと言って良いほど新たな業務が生まれるものだからです。

業務効率アップのアイディアを模索する一般的なフレームワークには、「ペイオフマトリクス」(*1)もありますが、このツールは個人でもすぐに着手できるものの、目先の改善しか図れません。
また、「意思決定マトリクス」(*2)との併用でマネジメント側の意思決定はできますが、事業改善にしか役に立ちません。

このように事業全体の軌道修正はマネジメント側でも決めかねる部分が大きいことから、経営側が率先して決め事をしない限り、現在の延長では業務のみならず、人や組織、そして最終的には事業も停滞してしまうと考えます。

つまり、「働き方改革」とは、業務内容のみならず、「事業の根底」も見直しすべきものと考えます。

レジス・マッケンナー氏がハーバード・ビジネスレビュー1991年1-2月号で発表した論文「Marketing is Everything」の中で、
「マーケティングが全ての仕事であり、マーケティングが全てであり、全てがマーケティングである。」
という意見があるようですが、マーケティング思考が、マーケティング業務のみならず、様々な業務でも応用できることを意図していると考えます。
また、この思考は、仕事以外の日常生活においても、役に立つことが多いと思います。

*1: ペイオフマトリクス:
実効性と実現性の大小を2軸化してアイディアを抽出する方法。

*2: 意思決定マトリクス:
抽出した複数案を効果性/実現性/新規性/親和性/リスクの各分野で、重みをつけて
数値化させ、一番点数が多い案を合理的に採択する方法。


----------------
<関連コラム>
[0050] ブルーオーシャン戦略を考える
 http://www.takumi-marketing.jp/column.cgi?id=52
ホーム | コンサルティングサービス | セミナー・勉強会開催情報 | サービス開始までの流れ | ダウンロード | 会社概要 | お問い合わせ
個人情報の取扱いについて | サイトマップ
Copyright © TAKUMI Marketing Office, All Rights Reserved.