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コラム

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2017-07-17  [0004] IoTとAI、産業分野への実用化について

先月、IoTとAIのビジネス動向を知るべく、スマートファクトリー Japan 2017という展示会で、東京ビックサイトを訪問しました。

先に結論を述べますと、想像よりもIoTビジネスへの実用化が進んでおらず、まだ数年以上かかるように感じました。
これまでのニュースや関連記事情報では、数年以内にIoT実用化と同ビジネスが相当発展し、世の中が突然大きく変わるようにも感じたのですが、現段階ではまだ、グローバル大手企業を中心とした、自社工場内改善の模索段階のようです。

今回は、まだ出展社数も少なく、今後の発展が期待されますが、講演会聴講やブース訪問で感じたことを述べたいと思います。

(1) IoTやAIの誤解
ニュースや関連記事では、焦りを煽るような内容が多いように思えますが、複数の講演会で下記の話がありました。
(a) IoTは、「現実の出来事をデータで捉え、最適な方法を見つけ出し、社会やビジネスを動かす仕組み」。
(b) AIは、「人間の新たな進化を後押しする」。
AI導入は、人間に対して新たな役割を担う機会(思考、知的能力、時間)や、従来人間には見えなかったことを見せてくれる。
(c) IoTやAIの普及により、「モノ(商品)の価値は、ハードウェアからソフトウェアへ、そしてサービスへとシフト」していく。
(d) IoTとAIは、社会やビジネスにおける次のステージに対して「新たな」×「急激な」変革を促す力となる。
ただし、これらはあくまでも実現手段にしかすぎず、「事業課題(目的)」を明確化させ、その解決手段としての導入でないと失敗する。

(2) センサ側の通信機能について
聴講した講演会では、通信キャリアと化学プラントによる共同研究事例紹介がありました(共に大手企業)。
従来からセンサ側に通信機能が搭載されている場合は、将来IoTによって有線/無線を問わず、その通信方式が衰退していくだろうと感じました。

(3) 異業種参入
IT業界のみならず、上記のように、通信キャリア業界からの異業種参入が激化していくことから、IoTの普及に伴い、従来の業界構造(対競合)が、近い将来大きく変わるだろうと感じました。

(4) ビックデータ0次分析ツール
マーケティング部門が近々で最も悩む業務の一つに、ビックデータの取り扱いがあると思います。
ビックデータを分析して次のビジネスを構築し、成果の見える化を図る、いわゆるデータドリブンマーケティングです。
しかし上記のように、「従来人間には見えなかったことが見えるようになる」ことを手助けしてくれる、0次分析ツールというものがベンダーから提供され始めています。
ただ、この手法は最終的にAIへ置き換わることになると思いますが、仮にそうなるにせよ、まずは人間がこの手法の仕組みを作って自身で経験しなければ、いきなりAIを導入しても上記(1)-(d)の理由から、うまくいかないだろうと思いました。

最後になりますが、IoTにおける製造業の活動団体の一つに、IVI(Industrial Value Chain Initiative)があり、様々なワーキンググループが活動しているようです。
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