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コラム

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2017-11-23  [0039] ブランド譲渡について

近年ブランド譲渡を知る機会が続き、その度に何か違和感を覚えます。
その理由を考えてみましたので、今回はこのテーマについて意見を述べたいと思います。

ブランドが譲渡されるケースは、主に下記の4点かと思います。
(1) 企業売買や、一部事業の売買結果によるブランドの譲渡。
(2) ブランドと製品・サービスの譲渡。
(3) ブランドライセンスの譲渡。
(4) ブランドのみの譲渡。

確かにブランド構築から定着までには、お金や時間、手間がかかりますし、ブランドは大きな価値を持ちますので、売買の対象になることは理解できます。
また、(1)と(2)のケースは、一般的に人の異動も伴いますので、モチベーションダウンの問題があるものの、それは一時的なことと思います。

しかし、(3)の一部分と(4)のケースで、従業員が異動しない場合、以下の違和感を覚えます。
(a) 譲渡される側の企業のみの都合で、顧客を置き去りにしていないだろうか。
(b) 譲渡後に果たしてそのブランドの文化・伝統・精神が継承できるのか。

企業/事業は人(従業員)で成り立ち、ブランドには企業/事業の「文化・伝統・精神」が宿っているものです。
また、ブランドは顧客によって育てられるものですし、何よりも顧客がそのブランドを選ぶ背景には、信頼感に加えて何らかの想いがあるからと捉えています。
そこが無視されてはいないだろうか?と、違和感を覚えるのです。

このコラムを書きながらも、まだ、自問自答しています。
「株の売買と変わらないのではないか?」
企業の「文化・伝統・精神」を重視して保有する方々もいれば、「お金が儲かりさえすれば良い」という方々もいると思います。
或いは、もっと単純に考えて「様子を見る」とか、「選ばない(買わない)」といった選択肢もあるかと思います。
また、「単なるブランド構築・維持する側の自己満足では?」という意見もあると思いますし、ビジネス的に「視野が狭い」とか「甘い」と捉えることもできるでしょう。

答えのない問いで、非常に難しい。

いずれにせよ、人の異動が伴わないブランドのみの譲渡では、少なくとも譲渡される側の企業は、これらの懸念についても顧客(社会)に対して説明をしていただきたいものです。


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<関連コラム>
[0095] ブランド譲渡について (その2)
 http://www.takumi-marketing.jp/column.cgi?id=98
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