TAKUMI ロゴ 匠マーケティング
〒181-0013 東京都三鷹市下連雀4-16-7-304
サイト内検索:
Facebook
 
新しい価値の創造を、お客様と共に。

コラム

《 戻る

2017-10-02  [0026] 新商品を発売したのに・・・(その2)

前回のコラムでは、2度目の受注鈍化時期が来ることを述べました。
今回は、この点について注意事項を含めて述べたいと思います。

まず、1度目の受注鈍化時期は「キャズム(普及)の谷」と呼ばれ、導入期後半に、リスク重視型の方々による購買が始まる時期となるサインであることを述べました。

2度目の鈍化は、高成長が始まって導入期から成長期へ移行した少し後に、必ず迎えるのですが、これをマーケティングでは、プラトー現象と呼ばれています。
この時期を乗り越えると、再び高成長が始まりますので、我慢どころです。

では、どう我慢するのか・・・。

第一に、プラトー現象であることを認識すること。
つまり、成長段階で必ず迎える、一時的な鈍化現象であることを忘れてはなりません。

第二に、不安や焦りを捨てることです。
既にキャズムの谷を越え、リスク重視型の方々への普及が確実に始まっていますので、必ず再び大きな成長を迎えます。

第三に、「進行中の戦術や施策に対し、大きな変更を加えないこと」です。
1度目の鈍化の際は、購買層が変わったため、発売前に予め定めた方針変更を、予定通り実行すれば良いのですが、今回はその必要はありません。
焦って戦術や施策を大きく変えてしまうと、受注や利益が一気に減少し、取返しのつかないことになるリスクが、非常に高くなります。
どうしても何かを変えたい、或いは変えざるを得ない場合は、「気分転換」程度の追加施策で十分です。
時間面、費用面、作業の優先順位から考慮しても、あまり意味のある行為とは思えませんが、やむを得ない事情もありますので。

では、ダイエットを例に挙げてみたいと思います。
程度にもよりますが、最初のうちは体重がみるみる減ってくるものの、しばらくすると、体重がなかなか落ちなくなる時期が来ます。
これがプラトー現象で、誰もが「体重減という成長」へ進むにあたっての、一時的な鈍化現象を迎えます。
そして、ここから先が重要で、この時期に思うように体重が減らないからと言って、ダイエットを止めたり、別の方法を試したりすると、体重減という成長を止めてしまうことになるのです。
ですから、グッとこらえて大きな変更を加えず、「やり抜くこと」が最も大切なのです。

ダイエットの場合は、振り出しに戻っても、すぐに再び始めることはできますが、ビジネスの世界はそういうわけにはいきません。

一方、類似用語として「スランプ」がありますが、似て非なるコトですので、混同しないように注意してください。
プラトー現象は成長期に必ず迎える現象ですが、スランプは既に高度技術を保有している中で、様々な要因から一時的に本来の調子が出ないことを意味します。

「プラトー現象」の語源は心理学のようですが、何故起こるのかという本質的な問題は、まだはっきりと解明されていないようです。
ヒトが持つ、ある種の生理現象なのかもしれませんネ。


----------------
<関連コラム>
[0025] 新商品を発売したのに・・・(その1)
 http://www.takumi-marketing.jp/column.cgi?id=26
ホーム | コンサルティングサービス | セミナー・勉強会開催情報 | サービス開始までの流れ | ダウンロード | 会社概要 | お問い合わせ
個人情報の取扱いについて | サイトマップ
Copyright © TAKUMI Marketing Office, All Rights Reserved.