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コラム

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2022-04-28  [0200] 明日のために、今日何をなすか?

いつもコラムをお読みいただき、誠にありがとうございます。
おかげさまで第200回を迎えることができました。

コラム[0121]で述べたように、アイディア100個を出すことは容易ではありませんでしたが、「掛け算」(*1)と「ずらし効果」(*2)を利用してここまでたどり着けました。

コラム制作では、以下の点について特に注意を払ってきました。
(i) 情報のアンテナを高くすること: 多くのニュースを読み、データベース化させる。
(ii) 独りよがりの言葉にならないこと: お役に立てる情報やメッセージ性を持たせる。
(iii) 有言実行のプロセス: 「マーケティング実務100の自問(β版)」冊子にまとめ、発刊。(*3)

ここまで来るにはそれなりのパワーが必要で、時間との戦いも続きましたが、おかげさまで言語化して皆さまへお伝えすることができたと思います。

第100回までは「マーケティング思考」をテーマに述べてきましたが、第101回からは「マーケティング志向」に変化させてきました。(これが「ずらし効果」です。)
辞書によると、思考は「冷静に論理を辿って考えること」を、志向は「何かが究極的にそうなることを目指していること」をそれぞれ指します。
両者とも「考え抜くこと」が必須事項となりますが、加えて「やり抜くこと」も求められます。

次に、過去のコラムなどで紹介した、私自身も常に肝に銘じているフレーズを10個、改めて紹介したいと思います。
(a) 「他人の利益を図らずして自らの繁栄はない」 (コラム[0062]参照)
(b) 「マーケティングは単なる事業活動の1つにとどまらない。企業全体を導く理念でもある。」
   By フィリップ・コトラー
(c) 「どのようにして顧客と向き合っていくのか?」 (コラム[0132]参照)
(d) 「明日のために、今日何をなすか?」 by P.F.ドラッカー (*4)
(e) 「未来を予測する最善の方法は、自らそれを創り出すこと。」 byアラン・ケイ
(f) 「知識は活用して初めて情報として有益化され、それを習慣化させることでノウハウとなる」
   (コラム[0135]参照)
(g) 「なぜ? そもそも? それで? なぜまだ? どうする?」 (コラム[0131]参照)
(h) 「価格で獲得した顧客は、最後に価格で逃げられる!」 (コラム[0015]参照)
(i) 「直観で思考、感性で決断、哲学で行動。そして自問自答を繰り返す。」(*5)
(j) 「マーケティングは一日あれば学べる。しかし、使いこなすには一生かかる」
   (コラム[0148]参照)

上記に加え、他にも肝に銘じていることの1つに「誠謙倫道」(*6)があります。
対人向けとしての「誠実さ(正直、素直、真心)」、対自身向けの「謙虚さ(感謝の心、真面目、低姿勢、理性的、我慢強さ)、そして対内外向けの「高い倫理道徳感(自制心)」を意図しています。

経営と事業の違いについてはコラム[0102]で述べましたが、社長や事業責任者にとって共通、且つ永遠の課題として「持続的発展」が挙げられます。
これを実現するために役割を明確に分けますが、それぞれをひと言で言えば;
「経営は社内全体の最適化、マーケティングはビジネスの最適化、新事業は未来への最適化」
となります。

時代の変化や技術の発展で生活や仕事が進化し、人々の価値観が変わっていきます。
そのために、「顧客が持つ価値観、心理、行動とその優先順位付け、金銭感覚の変化」を先取り/追随し、仕事を最適化して持続的発展とご自身の成長へと進んで行きましょう!

ところで、相変わらず不祥事が多い世の中ですが、最近もある企業のマーケティング責任者の不適切な発言によって、社会を混乱させたことは皆さまもご存じと思います。
ニュースを見た限りの情報から想像すると、きっと心の底にある「慢心さ」や「尊大さ」が表に出てしまったのでしょう。
同じマーケティング従事者として非常に残念なことと感じています。

一方では、当該企業側や関連企業の対応は早かったと思います。
これは日ごろからの危機管理がしっかりされている結果と言えますが、「危機発生時の3C」をご存じでしょうか。

<危機発生時の3C>
(i) 指揮・命令 (Command)
  その危機について、誰が指揮・命令するのかを決めること。
(ii) 制御 (Control)
  最初に打てる手立てを即座に打つこと。
(iii)発信 (Communication)
  指揮官が分かりやすい言葉で危機に対する方向づけを表明すること。

一見当たり前のように感じると思いますが、突然の危機に直面するとパニックに陥り易く、上記を忠実に実行することを忘れてしまいがちです。
ですので、日頃から職場の壁に貼っておくなどして、常に見える環境を整えておく必要があると思います。

最後に、冒頭で紹介した「思考」と「志向」の関係性について述べて、第200回を閉じたいと思います。
「思考の積み重ねが価値観を生み、価値観の積畳で思想が形成され、やがてそれが志向を醸成する。」

皆さまのお役に立ちましたら幸いです。


*1: 「テーマやワード」×「マーケティング要素」。
*2: コラム[0109]、[0122]を参照。
*3: 無料PDF版へ直接アクセスします。
  http://www.takumi-marketing.jp/file/download/TKM-SC-21030-00(21.10).pdf
*4: コラム集(第1回〜第100回)巻末
*5: 「マーケティング実務100の自問(β版)」の自問#8-12参照。
*6: 誠謙倫道: 誠実さ、謙虚さ、(高い)倫理道徳感。自作熟語です。


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<関連コラム>
(1) [0121] とりあえず100個アイディアを出してみよう
  http://www.takumi-marketing.jp/column.cgi?id=125

(2) [0109] マーケティングでNo Ideaは罪!
  http://www.takumi-marketing.jp/column.cgi?id=112

(3) [0122] 視点を少しずらして(ビジネスを)考えてみよう
  http://www.takumi-marketing.jp/column.cgi?id=126

(4) [0062] ダイソー矢野会長から学ぶ
  http://www.takumi-marketing.jp/column.cgi?id=64

(5) [0132] 「2020年版ものづくり白書」に思うこと
  http://www.takumi-marketing.jp/column.cgi?id=136

(6) [0135] 「知っている」よりも「知ろうとする」ことの大切さ
  http://www.takumi-marketing.jp/column.cgi?id=139

(7) [0131] 適切な課題設定と、物事の本質の掴み方
  http://www.takumi-marketing.jp/column.cgi?id=135

(8) [0015] 安売りは悪
  http://www.takumi-marketing.jp/column.cgi?id=16

(9) [0148] 好ベンチマークとなる20年版GNT企業100選紹介
  http://www.takumi-marketing.jp/column.cgi?id=152

(10) [0102] 経営と事業の違い
  http://www.takumi-marketing.jp/column.cgi?id=105
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