TAKUMI ロゴ 匠マーケティング
〒181-0013 東京都三鷹市下連雀4-16-7-304
サイト内検索:
Facebook
 
新しい価値の創造を、お客様と共に。

コラム

《 戻る

2022-01-20  [0190] パーパスとマーケティング

前回のコラムではパーパス経営を中心に私見を含めて紹介しましたが、今回はパーパスとマーケティング活動の関連性について述べたいと思います。

マーケティング分野でのパーパスと言えば、ブランドパーパスやパーパスブランディングといったブランド/ブランディングに関することが多いように感じています。
典型例を挙げれば、環境保護に対するパタゴニアの経営理念と企業活動が有名ですが、他にもコラム[0171]で述べたような企業活動も既に始まっています。

つまり、社会課題の解決を目指して自社事業に直結させ、ステークホルダーからの共感と賛同を得て自社ブランド価値の向上を図る手法がブランドパーパスであり、その活動の過程をブランディングパーパスと言っても良いかと思います。

ところが、この活動において陥りやすい落とし穴が、例えば3つあります。
 (a) 社会課題の解決そのものを目的にしてしまうと、解決できない矛盾に遭遇してしまうこと。
 (b) スローガン化やイベント化、言葉遊び、抽象的で表面的な「綺麗ごと(精神論)」で終わってしまうリスクがあること。
 (c) 自社や自身が掲げたパーパス以外のことをどうしていくのか?

どのようにしてそれぞれの課題/問題を解決していけば良いのかについて私見を述べます。

(a)については、例えば、環境保護、貧困対策、差別撤廃、紛争解決等が挙げられますが、人類は何千年かかっても未だに解決できていないことが山ほどあります。
したがって、これらをパーパスのテーマに挙げる際には理想を追うのではなく、自分たちができることの範疇や、将来が見える範囲での時間軸でゴールを定め、具体的に目に見える成果が出せるような目標を定めることが重要です。

(b)については、パーパスを自分ゴト化して腹落ちさせ、自身の価値観を以って言語化し、自分(達)にしかできない独自性(特長)を定める。
そして、日々の行動や活動へ直結できるような仕組みを構築することが大切になります。
言わば、自分(達)のポリシーや哲学になるようなものと考えます。

(c)では、自分(達)にできることとできないことがあるのは事実ですが、パーパスに定めた以外の部分では、自己中心的な活動にせず、倫理道徳感の向上を図り続けることが大切かと考えます。
例えば、正しい納税、寄付、ボランティアへの参加、困っている人々を支える等の社会貢献や社会還元が挙げられます。

ここで一つ忘れてはならないことは、価値観や倫理道徳は時代を経て変わるという点で、常にブラッシュアップやアップデートが必要になります。
例えば、公の場で失言する方々は、このアップデートを怠ってきた結果です。
恐らくコラム[0187]で述べた「人はイメージできたことしか行動に移せない」ことも深く関わってきていると思います。
まさに、“人のふり見て我がふり直せ”ですね。

以上、今回はパーパスとマーケティングの関連性について私見を述べました。

----------------
<関連コラム>
(1) [0189] 企業の存在意義(パーパス)
  http://www.takumi-marketing.jp/column.cgi?id=194

(2) [0171] サステナブル社会とマーケティング
  http://www.takumi-marketing.jp/column.cgi?id=176

(3) [0187] 人はイメージできたことしか行動に移せない
  http://www.takumi-marketing.jp/column.cgi?id=192


<ご注意>
本コラム記載内容は、マーケティング活動の発展を主眼としており、固有の団体・企業等の推奨や宣伝を行っているものではありません。
また、本コラム内での紹介事例は、発信日時点の情報です。
以上をご承知ください。
ホーム | コンサルティングサービス | セミナー・勉強会開催情報 | サービス開始までの流れ | ダウンロード | 会社概要 | お問い合わせ
個人情報の取扱いについて | サイトマップ
Copyright © TAKUMI Marketing Office, All Rights Reserved.