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コラム

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2021-07-29  [0172] 高校でのマーケティング授業

先日、ネットニュースで高校でもマーケティング科目の授業があることを知り、少し調べてみました。
ネット検索をした限りでは、単発授業は2013年ごろから徐々に始まっていたようですが、2018年あたりから年間科目になり始め、商業科では2年生(必須科目?)、普通科では選択科目として3年生で学びはじめているようです。

教科書や年間授業計画を見ると、以下のようなキーワードが掲載されていました。
(用語の一部を編集しています。)

企業の社会的責任、市場調査(*1)、消費者行動(*2)、マーケティングミックス(4P)、マズローの法則、SWOT分析、5F、PDCAサイクル、商品ライフサイクル、STP、商品計画、販売計画/予測、市場需要予測、仕入れ計画、品揃え、商品管理、在庫管理(*3)、プライシング(*4)、流通チャネル、プロモーション(*5)、リレーションシップマーケティング(*6)、ビジネスプラン策定、マーケティング2級試験。

これらを見て、どんなことを感じたでしょうか。

基礎学習とは言え、本格的且つ幅広い内容であること、私たちの実務内容と直結していること、そして経営管理の範囲も網羅されていることに対し、かなりの衝撃を受けました。

従来は専門分野として大学の講義やMBAで学んでいた内容が、いよいよ高校でも学ぶ時代に入ったということです。

例えば10年後、マーケティング部署に配属された新人が私たちの仕事ぶりを見て、次のような突き上げを受ける時代を迎えているのではないでしょうか。

「なぜ、自社にはマーケティング専門機能がないのですか?」
「その考え方、アマチュア的な発想ですね」
「そんなことも知らないでマーケティング活動しているのですか?」
「そのやり方は古いですね。経営/事業は量の拡大よりも質の拡充が当たり前ですよ」

つまり、時代の進化と共に、教育も確実に進化しており、「今の若い人は・・・」なんて言っていられる状況ではないということです。
私も仕事で彼らと接する機会がありますが、どの方も非常に優秀なだけでなく飲み込みも早い。
また冷静で思慮深く、少なくとも当時の私よりもずっとしっかりしていています。

もちろん「自ら情報を取りにいかない」とか、受けた指示に対して「マニュアルはありますか」といった質問を受けたりもしますが、それは何でも揃っている環境で育ってきたのですから、そこを責めてもあまり意味がありません。

特に中小企業ではマーケティング専門機能がないところが非常に多いですし、中には不要論を唱えている経営者もいますが、それは一体いつまで通用するのでしょう。

現在マーケティング活動に従事している皆さま、マーケティングの基本/基礎や原理原則、大丈夫でしょうか?
経験が豊富とか、商品知識が豊富、業界やお客様を良く知っている、最先端のツールを使いこなしている、元々他部門だったから・・・・・・なんていうのは言い訳にもなりませんよね。
また、「旧タイプ型の会社/人間」と思われてしまったら、せっかくの良い人材もすぐに離れていきますし、いつまで経っても良い人材を確保することはできないでしょう。

今回は少し辛口の内容になりましたが、自社のマーケティング活動と持続的発展に対する実現手法について、改めて考えてみる良い機会ではないでしょうか。


*1: 情報収集と分析や、市場調査プロセスを含む
*2: 消費者の購買決定プロセスや、ニーズ、ウォンツを含む
*3: 棚資産計算からICT利用例紹介までを網羅
*4: 価格構成要素、価格決定プロセス、内外要因の影響、価格設定方法、商品群と単品の関係
*5: 広告、販売員活動、PR活動、パブリシティ、店舗の立地/設計、商品陳列/装飾/証明(照明!?)
*6: 顧客との良好な関係性を構築し、顧客の生涯価値を醸成して最大化させるマーケティング手法


<ご注意>
本コラム記載内容は、マーケティング活動の発展を主眼としており、固有の団体・企業等の推奨や宣伝を行っているものではありません。
また、本コラム記載内容は、発信日時点の情報です。
以上をご承知ください。
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