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2021-03-18  [0159] 発散と収束のレバーを上手に使おう

前回のコラムでは構造化と体系化について、マーケティング活動の根底をなす概念や行動であることを中心に、これらの類義語も含めた用語定義の認識共通化の必要性について述べました。

このことに関連して、今回は「発散と収束」について述べたいと思います。

マーケティング部門の方々はその職務柄、下記のような立場を担うことが多いと思います。
(a) 各種提案や作業
(b) リーダーシップ
(c) 会議での主役
(d) アイディア発掘
(e) ファシリテーター(司会/進行役)

これらの業務を上手に遂行するための方法として、「発散」モードと「収束」モードというレバー操作を使いこなすことがあります。

発散とは、細分化や分析作業、様々な意見抽出(議論や協議)、様々な発想を生み出すこと等を、収束は、まとめる(結論を出す)ことをそれぞれ指します。
場全体の状況や時間を見ながら、ここではレバーを「発散」へ移動、或いは「収束」へ移動といった行為を、頭の中で適時切り換えて進行させる行動です。

なぜこの行為が重要なのか。
それは仕事をする上で最も大切な「限られた時間を有効活用する」ためですが、日常で意外とできていないことが多いのではないでしょうか。

典型例を挙げれば、会議。
多くの意見が出たものの、なかなかまとまらず、時間だけが過ぎて、結局結論が出ない/出せないことが山ほどあるのではないでしょうか。
時間厳守を最優先させた結果、時間内に結論まで至らなかったというのも論外です。

私たちは日ごろから「議論を回す」という言葉を頻繁に使いますが、これは本来、発散と収束のレバーを上手に使いこなして結論を出すことを指します。

例えば何かを調べるときに情報を収集しますが、情報が沢山あれば良いというものではありません。
その状態は、その調べ事に関心を持っている人が多く、そこには一定以上の価値はなく、単に当事者が心理的に安心するという自己満足でしかありません。
むしろ、情報が少ないところに新たなビジネスチャンスが隠れており、本来はその少ない情報の中で意思決定や決断を行うことに価値や、先見性、手腕が求められるべきことのはずです。
これはもちろんリスクを取ることが前提となりますが。
更に、調べる側も、得た情報の整理整頓をしなければ、迷いや混乱を招くのみならず、多くの時間も浪費してしまいます。

上記の例では、発散・収束のレバーの切り換えポイントが何箇所もありますが、そのタイミングが時間を有効に使うことにつながります。

こうしたレバーの切り換えを会議の場で最も上手に使い、全体を俯瞰している職業がファシリテーターと思いますが、私たちコンサルも普段から同じことを意識しながらクライアント企業様で仕事をしています。

皆さんもこのレバー切り換えをイメージして発散と収束を上手に使いこなせるように訓練してみてはいかがでしょうか。

以上、今回は、前回コラムでお伝えしきれなかったことの続きを述べました。

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<関連コラム>
[0158] 構造化と体系化
  http://www.takumi-marketing.jp/column.cgi?id=163
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