TAKUMI ロゴ 匠マーケティング
〒181-0013 東京都三鷹市下連雀4-16-7-304
サイト内検索:
Facebook
 
新しい価値の創造を、お客様と共に。

コラム

《 戻る

2021-01-07  [0152] 「やらない」ことを定めて実行する勇気

新年おめでとうございます。
良い年末年始を過ごすことができましたでしょうか。

新年を迎えて新たな気持ちで、今年の抱負や目標を定めたころかと思います。
そんなときに敢えて、今回のテーマを選んでみました。

新しい業務に着手して経験を積むと効率性が生まれますが、経験の積み重ねによって仕事の幅、深さ、量が3次元的に膨大化し、更なる効率を求められるようになります。
一方では、以前に比べて新たに労働時間の制約が生まれ、生産性を向上させるために質の向上も求められていると思います。
こうして4次元からのプレッシャーの元で日常業務を遂行しなければならない状況にあるのではないかと思います。
当然、作業の優先順位はリアルタイムで変化していますので、その点についても頭をフル回転させながら、適切な判断と成果物の双方を出さなければなりません。
しかし、人間そう簡単には100%の力を発揮できるものではありません。
そのような環境下ではミスも起こりますし、ましてやクリエイティブな活動などは到底できません。

ニハチの法則を利用すれば、例え自身が100%の力や成果物と思っていても、周りから見ればせいぜい80%程度、普通に頑張って80%出せたと思っていても64%、ちょっと調子が悪くて64%しか出せなかったとすると51%。(いずれも2割減)
50%以下の状況では、落第点またはやり直し。

つまり、効率アップには限界がある(*1)のですが、そんなときに考えるべきことは、「やらないことや、しないこと」を定めることで、特にマネジメントで業務では重要です(コラム[0125][0034]参照)。
そして最も大切なことは、「やらないこと」を実行する勇気です。

一般的に既存の積み上げや積み重ねで改善が図れるのは、最大でも20%まで、特に30%以上の改善が必要ならば「根底を見直す」ことが求められ、既存の方法を捨てて新しい概念も持つ必要があります(コラム[0140]参照)。
その概念の一つに、この「やらないこと」の選択肢も加えてみましょう。

「やらないこと」とは、どういうことでしょうか。
STPの「絞り込み/狙い撃ち」と、メリハリ化の「取り除く」の2つの手段があり、いずれも選択と集中の要素を表します。
「やらないこと」は、無駄の排除のことではなく、意思を持って意図的に「しない」ことを指します。

では、どのようにして「やらないこと」を決めれば良いのでしょうか。
2軸思考を利用して考えてみましょう。
左下面を「できること」、右下面を「やりたいこと」、左上面を「すべきこと」、そして右上面を「やらないこと」として、各々必要な項目を箇条書きして定めていくといった方法です。
或いは、ずらし効果(コラム[0122]参照)を行う中で、「ずらしてはいけない」部分を用いて定める方法もあります。

具体的な参考事例としては、コラム[0148]で紹介したGNT企業のとある1社や、最近経済誌で話題の「しない経営」があります。

新年早々、ネガティブっぽいコラムになりましたが、実は非常に重要な決め事ですので、年初の行動が良い機会かと考えます。
是非一度考え、勇気を出して実行してみてはいかがでしょうか。

今からベンチマークで学習し、業務の見直し検討プロセスを経て、新年度から実行開始するという方法も十分にあり得る選択肢と思います。
そして、減らした業務をクリエイティブな時間に費やすと良いでしょう。

*1: 効率化や合理化を否定するものではなく、それぞれには限界がある旨を述べています。

----------------
<関連コラム>
(1) [0125] マネジメントの工夫
  http://www.takumi-marketing.jp/column.cgi?id=129

(2) [0140] 長期的視点の大切さ
  http://www.takumi-marketing.jp/column.cgi?id=144

(3) [0122] 視点を少しずらして(ビジネスを)考えてみよう
  http://www.takumi-marketing.jp/column.cgi?id=126

(4) [0148] 好ベンチマークとなる20年版GNT企業100選紹介
  http://www.takumi-marketing.jp/column.cgi?id=152
ホーム | コンサルティングサービス | セミナー・勉強会開催情報 | サービス開始までの流れ | ダウンロード | 会社概要 | お問い合わせ
個人情報の取扱いについて | サイトマップ
Copyright © TAKUMI Marketing Office, All Rights Reserved.