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2020-11-05  [0145] なぜ、PDCAサイクルが否定されるのか?

実は、弊社コラムのトップアクセステーマ(*1)は[0048]の「PDCAとOODA」でして、これまで多くの方に読んでいただいています。
PDCAはビジネス用語として既に有名な略語と思いますが、上記コラムへの主なアクセス理由にOODAの意味や、PDCAとの比較説明に関する検索が挙げられると推測しています。

OODAをネット検索すると様々なサイトで説明されていますが、そのほとんどがPDCAを否定する内容になっています。
「計画ありき・・・(過剰な計画策定と時間)」、「VUCA時代にそぐわない(時代遅れの古い手法)」、「過剰な管理と軌道修正が困難」、「過去の実績が前提」、「行動が受動態」云々・・・。
確かに一理ある部分もありますが、一方では、発信者側による “PDCA否定を強調し過ぎ”や“別の目的が見え隠れ”等の理由から、ネット記事で見かける度に違和感を覚えます。

そもそも世の中には「万能」は無く、場面毎の「臨機応変な行動」や「固定観念の排除」によって、必要に応じて視点を変えてルールメイクやルールチェンジをすれば良いだけと思うのです。

ただし、PDCAで失敗しがちな別の3つの要素もあります。
(a) “計画策定時に「課題設定」を誤ってしまう”こと。 (コラム[0131]、[0106]参照)
そもそも判断の前提となる課題や問題を取り違えてしまうことや、適切な課題設定が行われていないと、自ずと判断も誤り、解決もできません。

(b) “目的と手段を途中で「取り違えてしまう」”こと。  (コラム[0123]、[0105]参照)
実行中に手段が目的にすり替わってしまうことが日常で多々あります。
また、行動には大なり小なり必ずリスクが伴いますので、そのリスクに対する適切な分類と発生時を含めた対処も必要なのです。

(c) “違和感を覚えるアンテナが低い”こと。  (コラム[0141]参照)
「自分ゴト」に変換して行動しているかどうかで結果も変わりますが、主体性や能動性を持って「走りながら考えて行動」していなければ、違和感を覚えることはなく、気づきや学習を得ることもありません。
この習慣を持てなければ、当然のことながら想像力や創造力が身につかず、いずれAIに置き換えられてしまうことでしょう。

上記3点はOODAループの実行でも同じことが言えます。

以上から、PDCAやOODAのどちらが良い、どちらが悪いと言う前に、まず、「なぜ、失敗したのか」の都度反省と、どのようにして改善を図るのかを考えることから始めましょう。
そのために、常日頃から「原点、原理、本質、根底、基本、基礎」を振り返ることが大切です。
私自身も常時携帯しているメモ帳に、今年に入ってこれらの言葉を改めて記し、事ある毎にこのページを眺めることを始めました、自戒の念を込めて。

反省と啓発は、人から言われてするものではなく、自らが行うものですし、その積み重ねが気づきや学習能力を高め、直観力の向上へとつながります。

*1: 発信日時点の情報。

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<関連コラム>
(1) [0048] PDCAとOODA
  http://www.takumi-marketing.jp/column.cgi?id=50

(2) [0110] ワールドカップで見る日本チームのOODA
  http://www.takumi-marketing.jp/column.cgi?id=113

(3) [0124] ルールメイカーやルールチェンジャーになろう
  http://www.takumi-marketing.jp/column.cgi?id=128

(4) [0131] 適切な課題設定と、物事の本質の掴み方
  http://www.takumi-marketing.jp/column.cgi?id=135

(5) [0106] あなたのお困り事は?
  http://www.takumi-marketing.jp/column.cgi?id=109

(6) [0123] 目的と手段の区別
  http://www.takumi-marketing.jp/column.cgi?id=127

(7) [0105] リスクの性質4種と、対処方法の4種
  http://www.takumi-marketing.jp/column.cgi?id=108

(8) [0141] 「違和感」を持つ訓練をしてみよう
  http://www.takumi-marketing.jp/column.cgi?id=145

(9) [0020] なぜ、ナゼ、何故?
  http://www.takumi-marketing.jp/column.cgi?id=21
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