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2020-09-17  [0141] 「違和感」を持つ訓練をしてみよう

過去のコラムでは幾度となく「考え抜く」ことの大切さと、その行為の入口となる「なぜ?」という自問を習慣化させることの重要性について述べてきました。
しかし、事ある毎に「なぜ?」と自問し始めると、思考や議論が進まなかったり、周りの方々から面倒くさがられたりしがちですので、始めのうちは意外と難しい。

そこで今回は、この「なぜ?」の一歩手前の思考を紹介したいと思います。

先に結論を述べますと、「違和感への感度を高める」訓練を積むことです。

どういうことでしょう。

マーケティング活動では、各種提案のための様々な分析や数値設定、そしてストーリづくり等の業務を日常的に行いますが、例えば、標準値や平均値から外れたデータを見て、「そこにはどんな意味があるのだろうか?」といった違和感を覚えること。
或いは、ストーリづくりや議論の中で、それは「道理にかなっているのか」や、「腹落ちするか」といった「感性」をもって違和感を覚えること。
などを指します。

皆さまもご承知のとおり、学校では性善説を基に素直さを学ぶことを主体に教育が行われますが、実社会ではそれだけではありません。
決して性善説や素直さを持つことを否定しませんし、性悪説を肯定しているのではありません。
性善説や素直さが持つ弊害(弱点)として、「先入観」を持ってしまったり、「疑問を持つ」ことの要素が失われてしまうのです。

そこで、こうした弊害を補うための手段として、「違和感を覚える」行為が大切になります。
そして、この違和感を持てると、コラム[0131]で述べた「なぜ、そもそも、それで、なぜまだ、どうする」の各ステップとなる「適切な課題設定と、物事の本質の掴み方」へとつなげることができます。

更に、違和感のアンテナを高める訓練や上記各ステップに対する自問は、「直観」や「洞察」を養う訓練にもなります。

このように、「違和感」というセンサの感度とその性能を高めることは、マーケティング業務に携わる方々には習得すべき大切な訓練要素となります。

もしも何かそこで違和感を覚えることがあれば、「なぜ違和感を覚えたのだろう?」や、「何に違和感を覚えたのだろう?」をトリガとし、考え抜くことを習慣化できるようになると考えます。

最初はその場で違和感の内容や理由を言語化できなくても良く、違和感を覚えたことを発言するだけでも十分かと思います。
習得には何年もの時間がかかると思いますが、訓練や経験と共に、いずれその場で言語化できるようになることでしょう。
少なくとも経営陣は、そうした思考、訓練、経験の積み重ねで「感性」を磨いた結果、現在経営を担っているものと思いますので(コラム[0102]参照)。


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<関連コラム>
(1) [0046] 課題の発掘力と探求力を養うことの重要性
  http://www.takumi-marketing.jp/column.cgi?id=48

(2) [0020] なぜ、ナゼ、何故?
  http://www.takumi-marketing.jp/column.cgi?id=21

(3) [0131] 適切な課題設定と、物事の本質の掴み方
  http://www.takumi-marketing.jp/column.cgi?id=135

(4) [0114] 仕事での論理思考はコミュニケーション手段だが・・・
  http://www.takumi-marketing.jp/column.cgi?id=118

(5) [0102] 経営と事業の違い
  http://www.takumi-marketing.jp/column.cgi?id=105
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