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コラム

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2020-03-05  [0124] ルールメイカーやルールチェンジャーになろう

会社員時代に海外の人々と仕事をしていると、「日本人はルールやマナーに厳しい」とよく言われたものでした。
もちろん、これらは「人」として大切であることを理解しているからこそ、相手に対する思いやりを含めて厳しくなることは、当然のことと思います。

ルール作りでは、何かきっかけがあった、或いは予防策として、その必要性を理由に定めていくものですが、時間が経過していくと当時の背景や理由が忘れられてしまいがちで、いつのまにかに「ルールありき」で物事を捉えてしまい、自ら制約(自制や自粛)、束縛、そして諦めてしまうことが多々あるのではないでしょうか。

そんなとき、もう一度原点に戻ってそのルールが本当に必要なのかどうかを考え、必要に応じてルールを変えたり、新たに作るといった、「ルールチェンジャーやルールメイカーになることも視野に入れましょう」、というのが今回のテーマです。

では、スポーツの世界で考えてみましょう。
例えば、国際大会で誰かが優勝し続けたとします。
すると、極端に言えば、観客側も飽きる等と言って協会団体がルールを変えてしまうなんてことがあります。
F1、スキージャンプ、柔道、間近で言えば、マラソンもこの類に入ることでしょう。
こうしたルールチェンジやルールメイクをするのは、全てとは言いませんが欧米が多く、日本人は定められたルールをひたすら守る傾向があるように感じています。

では、その結果、どうなるのでしょう。
壮絶な努力によって、独自の技を身につけて優勝してきたにも関わらず、それが打ち消され、優位性を一気に失ってしまいます。

一方、ビジネスの世界でも同じことが言えます。
例えば、技術規格1つ見ても欧米、中国、日本等で様々な解釈の元で事業を展開しています(コラム[0040]参照)。
また、ビジネスも技術も時が経てば、必ず競争によってコモディティ化されますが、「差異化」と「独自性」の追求で対策を施していくものの、それ以外でも異なるルールで新しい価値を生み出すという方法もあります。

例えば、SWOT分析を少し応用したクロスSWOTを用いて、「強み×機会」「弱み×脅威」「強み×脅威」「弱み×機会」の各分野を考えた場合、一般的には「強み×機会」「弱み×脅威」ばかり目が行きがちですが、実は、「強み×脅威」「弱み×機会」が重要なのです。

「強み×脅威」は、「競争回避の要素」の「強者または自社の矛盾を突く」ことで、異業種からの参入による破壊的イノベータは、ここから入ってきます。

また、「弱み×機会」は、自社が弱みと考えていた部分が、実はチャンスであることを意味します。

更に、リカーリングビジネスもビジネスモデルとしての「ルールチェンジ」となり、自社業界で最初に導入することに大きな価値が生まれます。
しかし、導入にあたっては法整備不足も含めて大きなリスクも伴いますが、市場の変化、つまり顧客の行動変化が起こる前に、時代を先取りして行動に移すことが大切です。

では、どのようなアプローチでルールメイクやルールチェンジを検討すれば良いのでしょう。

世間の常識や、慣例(業界や自社)、過去の実績、現在の手法等に「疑問」を持ち、10年後、或いは最終形(究極の姿)を予測しながら、時間を逆算して今からやるべきことを検討していく。
つまり、「そもそも何故・・・なのか」、「(市場は)最終的にどうなるのか」から自問を始めることが重要です。

そして、これら一連の検討や実行を自社内で先導していくのが、マーケティング機能になります。

皆さんは、今回のテーマに対し、どのように感じるでしょうか。

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<関連コラム>
(1) [0011] SWOT分析の重要性
  http://www.takumi-marketing.jp/column.cgi?id=12

(2) [0051] 競争回避の要素
  http://www.takumi-marketing.jp/column.cgi?id=53

(3) [0080] IoT/AIビジネスモデルの構築検討について
  http://www.takumi-marketing.jp/column.cgi?id=82

(4) [0089] [祝]大阪万博2025
  http://www.takumi-marketing.jp/column.cgi?id=91
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