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コラム

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2019-12-09  [0115] 目薬って使い切れていますか?

若いころは視力が非常に良かったのに、近年は老眼等の影響で眼鏡をかけるようになりました。
また仕事柄、パソコンと向き合う時間も更に増えたため、目薬を使う機会が増えています。
ところが、近所のドラックストアでは110種類以上もあり、どれが自分にとって最適なのかが分からない。
更にパッケージが小さいためか、レジ付近に置かれている場合が多く、じっくり比較しようと思っても場所柄混雑していて選びづらい。
しかもせっかく買ったのに、ふと気づくと購入から半年経過して捨てることが続いています。

元々目薬を使う習慣がないためかもしれませんが、皆さんは目薬って使い切れていますか?

そこで今回、目薬市場調査と称して自分に最適な目薬探しをすると同時に、マーケティング視点でコラムにも載せてしまおうと思いつきました。

価格com(*1)で調べると200種類(*2)あり、以下に分類してみました(いずれもラインアップが多い順)。
 (1) 効果・効能: 疲れ目、かゆみ(アレルギー)、花粉症、ドライアイ(充血等)、結膜炎/ものもらい
 (2) 付加機能: 特に無し、クール、眼科用薬(*3)、多栄養成分(*4)、防腐剤不使用、しみない
 (3) 用途1: 一般用(無表示)、老眼用(目のかすみ含む)、子供用
 (4) 用途2: 一般用、コンタクトレンズ用
 (5) 容量: 一般、少量、1回毎、大容量
 (6) 価格帯: ミドルエンド、ハイエンド、エコノミー、プレミアム

まず、種類が多すぎで、細分化されすぎと感じました。
ラインアップ数最大のロート製薬は44種、続いて参天製薬25種、ライオン22種、武田薬品は21種と続き、メーカ数は計28社。
また、10種以上ラインアップしているメーカは計7社(上記4社含む)。

一方、3種以下メーカ数は16社(3種:4社、2種:2社、1種:10社)でしたが、上記視点の分類からは特に他社との決定的な差異が見つかりませんでした。
おそらく価格割高、シェア低、低利益でしょうし、今どき「総合〇〇(医薬メーカ)」のこだわりに意味がないため、目薬市場から撤退すべきでしょう。

次に効果・効能。
やはり最も多かったのは疲れ目用で60%強、続いてかゆみ用(30%強)、花粉症用とドライアイ用がほぼ同数の10%強、結膜炎/ものもらい用が10%弱でした。
ただし、この分野では複数の効果・効能が含まれますので、例えば、かゆみ用に対して花粉症と疲れ目用がほぼ同数の30%強が重複していました。

続いて機能。
特に無しが50%強、クールが20%強、眼科用が20%弱、多栄養成分と防腐剤不使用がそれぞれ10%強、しみないが10%弱でした。
こちらも一部複数機能が網羅されています

その次は用途。
一般用が80%、老眼用が15%、子供用が5%。
また用途2では一般用が80%弱、コンタクト用が20%強でした。

更に次の選択は容量。
標準的な容量は15mlのようで40%半ば、続いて13ml・12ml・10mlはそれぞれほぼ同数の20%半ば。
また14mlと16mlは合わせても5%のみのため10-16mlを一般と定め、少量を5-9ml、1回毎を1ml以下、大容量を20mlに分類しました。

最後に価格帯。
数量(用途)、薬品成分(効果・効能)、開発・設備・認証取得の各コストが主に価格を決定する要素と推測できます。

以上をふまえて私の好みを選択すると、効果・効能では疲れ目用、付加機能では多栄養成分、用途では老眼用(コンタクト不使用)、容量は15mlでは多すぎるのですが、10ml程度が無かったため12〜13mlを選択して7種まで絞り込み、最後の価格帯で自身にとっての最適な商品が見つけることができました(意外にもミドルエンド)。

ここでやっと話を戻しますが、なぜ15mlが一般的なのでしょう?
8〜10mlまで減らして単価を下げても購買回数は増えることから、売上/利益を増やせると思うのですが・・・、このあたりに最適なバランスがあるように思います。

プライベートで3万円以上の商品を購入する際には、最大10種類まで絞った上で必要な機能・性能・仕様を比較表にまとめて普段は選ぶのですが、さすがに今回はコラム用とは言え、200種を少々まじめに分類する作業は疲れました。
これも疲れ目になる要因だよなぁ、と思いつつ・・・。


*1: 19-10-25時点の情報で、最安値・税込価格でした。
*2: 洗眼薬を除く。また、既に生産終了商品が含まれている可能性があります。
*3: *1のサイトで表示される商品・パッケージ・説明文で判別しており、例えば文字が小さすぎて読めずにカウントできていない可能性があります。
*4: 商品やパッケージに記載されている、8種類以上と定義しました。

<ご注意>
本コラム記載内容は、マーケティング活動の発展を主眼としており、固有企業の推奨・宣伝、否定・批判を行っているものではありませんので、ご承知ください。
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