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コラム

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2019-11-12  [0112] 自社らしさとは?

唐突ですが、あなたの会社に対して「自社らしさとは何?」と聞かれたら、何と答えますか?

「紳士的な会社」とか、「パイオニア精神が強い会社」、「人にやさしい会社」、「社会貢献性の高い会社」、はたまた「ブラックな会社」といったような答えでしょうか。
それとも、もっと具体的に言えますか?

今回はマーケティングの観点から、「自社らしさ」をテーマに深掘りをしてみたいと思います。

ところで、スポーツの試合終了後の選手インタビューでよく耳にするフレーズがあります。
勝った時は「今日は自分達らしい試合ができた」、負けたときは「〜できなかった」。
この「自分達らしい」という言葉の裏側には、どのような意味が隠されているのでしょう。

私も小さいときからずっとサッカーをやっていたため、周囲の方々から「今日はどうだった?」に対して上記の言葉を発することが幾度となくありました。

私の解釈では、自分達らしさとは、「自分達のペースでゲームコントロールができた」ことを意図し、その結果、勝つことができたという言い回しと捉えています。

では、自分達のペースとかゲームコントロールができたということには何を意味するのか?
それは、普段の練習や努力の成果を試合で出すことができ、且つそれが相手チームに通用したかどうかということです。

以上をふまえて話を戻しますと、自社らしさとは企業としての価値基準を表し、例えば、理念、企業文化や風土(スタイル)、沿革等から由来していますが、改めてこの言葉を考えてみます。

まず、コラム[0011]で述べたように自社を取り巻く環境分析から始まり、自社の強みを分析します。
この一連の分析方法の1つにVRIOがあります。
具体的には、各部門での強みと弱みを抽出し、下記4つの視点から評価(数値化)することで本当の強みや弱みが見えてきます。
 ・経済価値V: その強みは経営の柱になっているか?
 ・希少性R: その強みは他社にもあるか?
 ・模倣困難性I: その強みはマネされにくいか?
 ・組織O: その強みを維持するための体制/仕組みがあるか?

そして上記の評価結果をまとめると、自ずと他社にない自社らしさというものが見えてきますので、それを基にSTP(コラム[0012]参照)を実施した上で、強みと自社らしさを活かした戦略・戦術・方針/施策を定めることができます。

つまり、強みを再発見することが、自社らしさの発掘へとつながり、その強みを活かして更なる努力によって強みを高めていくと、結果として自社らしさをコントロールできるようになる。
すると、自ずと競争力が高まります。

もし、自社が少数精鋭型企業であれば、バリューチェーンとビジネスチェーンの各機能を分解してVRIOを実施すると良いでしょう。

当たり前のように思えるかもしれませんが、こうした原点に立ち戻って自社を振り返ることは意外とできていないものです。
何故なら人は、目先の問題等の解決ばかりを考えがちで、すぐに視野が狭くなってしまう。
同時に、基礎や本質を軽視して応用ばかりに目が行きがちで、難しく考えてしまうからです。
困った時や悩んだ時、迷った時、先が見えない時等は、視点を変えてみることが重要です。

また、工場でのオペレーション、例えば生産性向上や、品質向上、工程改善、安全衛生、環境対策についても同じことが言えます。
ある要改善事象に対し、まずは見える化を行う、するとその事象は数値化することができるようになる、数値化できればその事象を制御(コントロール)できるようになる。
そしてそれが自社工場らしさへとつながります。

皆さんも今一度、自社らしさについて振り返ってみてはいかがでしょうか。
意外な気づきと学習、そして再発見が得られると思います。

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<関連コラム>
(1) [0011] SWOT分析の重要性
  http://www.takumi-marketing.jp/column.cgi?id=12

(2) [0012] 細分化と絞り込み、そしてポジショニング
  http://www.takumi-marketing.jp/column.cgi?id=13
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