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コラム

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2019-02-28  [0099] 企業活動とマーケティング

今回は、少し話題を広げてこのテーマで意見を述べたいと思います。

そもそも、企業の目的とは何でしょうか。
セミナー開催時等で参加者へこの質問を投げかけると様々な意見を耳にします。
中には「利益の追求」と答える方がいらっしゃいます。

確かに企業の発展には利益の確保は必須ですが、近年起こっている様々な企業の不祥事の背景には、やはり利益目的が多いような気がします。
もちろんそれだけではなく、品質が問題で企業不祥事に発展することも要因として多々ありますが、これも広義ではコスト削減等、最終的には利益の追求が原因であることが多いと思います。
(「忙しいから」や「面倒くさいから」という理由は言語道断ですが。)

つまり、企業の目的が利益の追求となってしてしまうと、「いずれ必ず不正が生まれる」ことを示唆していると考えます。

では、企業の目的を「社会貢献」と捉えるとどうでしょうか。
ここで言う社会貢献とは、納税、雇用、CSR(*1)、国/地域の発展、ステークホルダーとの協業等を指します。

「企業はボランティア活動ではない」とか、「抽象的すぎる」といった意見が出てくるかもしれませんが、企業は社会と共に発展していくものであるため、Give & Takeではありませんが、企業と社会はお互いに相関しているのです。
時代が変われば社会も変わるため、企業も変化しなければならないことを意図します。

次にコラム[0093]の繰り返しとなりますが、企業発展には「顧客の創造」が欠かせず、これを実現するための機能が、「マーケティング」と「イノベーション(革新)」の2点となります。
マーケティングは「仕組み化」、つまりビジネスの再現性の構築を、イノベーションは「変化をし続ける(変革)こと」を表します。

一方、企業の責任は「社会での存続」ですので、存続のための条件として「利益の獲得」を行います。
そして「損失(リスク)の回避」が利益確保の目的となって、自社成果の判定基準やVUCA(*2)に対する各種リスクの保険に加え、自社内の労働環境改善や社会還元への源となります。

そして最後に利益獲得の手段として、需要と供給から始まって受注や売上が生まれ、コストを含めた労働生産性の効率化を行いながら、自社の本業となる製造販売/サービス提供へとつながります。

以上をまとめますと、
(1) 企業の目的: 社会貢献
(2) 企業発展の手段: 顧客の創造
(3) 企業発展のための必須機能: マーケティングとイノベーション
(4) 企業の責任: 社会での存続
(5) 存続のための条件: 利益の獲得
(6) 利益確保の目的: 損失(リスク)の回避
(7) 損失(リスク): 自社成果の判定基準、VUCAへのリスク保険、労働環境改善、社会還元
(8) 利益獲得の手段: 需要/供給、受注/売上、労働生産性の効率化(コスト含む)、本業(製造販売/サービス提供)
と捉えています。

今回は企業活動とマーケティングとの相関関係について意見を述べましたが、少し堅苦しい内容になってしまったかもしれません。
しかし、改めて自社や自部門の存在意義について振り返ってみてはいかがでしょうか。


*1: CSR: 企業の社会的責任。
CSRの概念は、実はマーケティング分野から03年ごろに米国で生まれたと言われています。
*2: VUCA: 変動性、不確実性、複雑性、曖昧性。
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